事業内容

オリーブ事業

 

取り組みの背景

世界各国で出生率が1.5を割る少子高齢化が進んでいると同時に、耕作放置問題、地方都市の自治運営の課題が深刻化しています。 この解消に向けて、国内でのオリーブへの転作や栽培指導に加えて、“農作業者”ではなく“農業経営者育成”をすることを目的に、イタリアで盛んなアグリツーリズムや6次化の普及促進にも力を入れ、現地で日本人を受け入れるインターンシップも展開しています。

イタリア自社農園運営・オリーブオイル販売

イタリアのトスカーナ州に農業法人Società Agricola LE MANI DI ATENA S.S(アテナの手)を設立。耕作放棄地を再生させた自社農園を運営しています(イタリアのオリーブ農家で、唯一の日本人経営)。
手掛ける4つのオリーブ園から栽培・製造したオリーブオイルは、有名な国際オリーブオイルコンテストにて2021年は金賞、2022年はさらに受賞ランクを上げ、ベストインクラスを受賞したほか、現地トスカーナ州のコンテストでも第2位に選出されるなど、高い評価を獲得しています。
2021年より、日本でのオリーブオイルの販売を開始(業務用途)。
 
【国際コンテスト受賞実績】
2022年からの3年でイタリアTOP5など計21の賞を受賞。
  【レストラン採用実績】
●京都ホテルオークラ
●ミシュラン星付きレストラン 複数  など

 

国際インターンシップ

イタリアでのオリーブ栽培インターンシップを実施しています。
本場イタリアでは、オリーブ農園は「農家がオリーブを育てる畑」だけでなく、一般の方が観光で訪れる目的地でもあり、農家は「育てたものを売る」だけでなく、様々な方法で収益を確保しています。そんなイタリアのアグリツーリズムを体感しながら、年間を通して日本人がオリーブ栽培技術を学び、習得できる場をご提供しています。
また、イタリア農場への視察受け入れも行っています。

  【インターンシップ参加実績】
●京都府宮津市準公務員
●山口県平生市地域おこし協力隊
●経営者(造園業、お茶、肥料など)
●食品関連会社(野菜、農業機材、海苔生産など)

【視察受け入れ実績】
●静岡県議会議員
●宮崎市日向市議会議員
●愛知工業大学建築学科、文化服装学院
●建築設計事務所 など

国内での栽培指導

イタリア自社農園で培ったオリーブ栽培技術をもとに、日本国内では、2014年から一般社団法人 静岡県オリーブ普及協会を運営(本州で唯一のオリーブ栽培関連協会(2022年11月時点))

✓静岡県の植樹本数は、香川県に次いで全国第2位に
✓静岡県だけでなく本州様々な地域での栽培指導を実施
✓高温多湿な日本でのオリーブ栽培ノウハウが豊富
✓自治体と連携した栽培活動事例も多数

【自治体との活動実績】
福井県越前町、静岡県掛川市、秋田県秋田市、宮城県石巻市、京都府宮津市など

<個人の方>
●いま育てているオリーブ農園の状態確認等の訪問コンサルテーション
●オリーブ栽培に興味がある、転作・新規就農希望の方へのアドバイス

<企業・団体の方>
●定植、剪定等の1DAYセミナー
●記念植樹のコンサルテーション(候補地選定、作業者調整等)

オリーブの6次化支援

全国のオリーブ事業者・関連事業者とのネットワークを活かし、オリーブ茶、オリーブ塩、石鹸、オリーブ菓子など、オリーブを使った商品づくり等のお手伝いをしています。
ご希望の方は、メール(info@chiiki-tsunagu.com)またはお電話にてご連絡ください。